「中道改革連合」の党名発表記者会見が、きょう令和8年2026年1月16日(金)の午後2時から、衆院議員会館で開かれました。

総務省の発表では、「中道改革連合」は、「社会保障と税の一体改革」のときに野田佳彦首相(松下政経塾1期)を議院運営委員会筆頭理事として支えた、山井和則さん(松下政経塾7期)が代表者となりました。会計責任者は、新生党長野県連から新進党公認で小選挙区で落選して引退した元閣僚経験者の秘書出身の立憲事務局長がつきました。党本部は旧民主党以来の「三宅坂ビル」(永田町1丁目)となりました。また記者会見も立憲役員室主導となりました。会見前には、馬淵澄夫代表代行や事務局次長(元首相秘書官)らが、他の職員に促されて、誰かとの挨拶で廊下に出ていくシーンもありました。党職員の人数は、公明党本部(新宿区南元町)の方が多く、公明新聞記者を入れればかなり多いはず。前日の立憲議員懇談会での枝野幸男さんの「まず小選挙区ごとの総支部をつくるべきだ」との技術的助言風の執行部一任発言も受けて、新進党、希望の党の苦い教訓をしっかりと反映しているように思えました。
が、新進党東京都連だと、団結のため参議院複数区に1名・魚住裕一郎さんだけ公認したのに、選対が高橋一郎本部長・西川太一郎事務総長と「新生党衆議院議員」が独占してしまい、その後の雲行きを怪しくしたことがありました。西川さんはその後、80歳過ぎまで荒川区長を務めた中で、すべての選挙で「公明推薦」を得たはずなので、本人にはそれでよかったのでしょう。地域ごとの軋轢を生まないよう「排除の論理」を最低限にする必要がありそうです。
会見は、野田佳彦さんと斉藤鉄夫さんが2人で登場。有名芸能人同士の熟年再婚記者会見のようで、やや複雑な印象もありましたが、「生活者ファーストで若い世代にもメッセージが訴求するようにしたい」(野田)「生活者ファーストで、若い方々の層、現役世代をしっかり応援し、若い方にどういう形で平和を保っていくか、打ち出したい」と語りました。若者の支持率が上がらない立憲と公明の起死回生の一撃であり、高市早苗積極財政・保守政権への逆張りでの現職の就職活動であるとの指摘は当を得ています。が、新進党同窓会というよりも、社保税一体改革戦友会が、財政規律・ベーシックサービス・平和を打ち出せば十分な「世論の受け皿」になります。
半年前の参院選で「改革」という言葉は各党のパンフレットにほとんど使われておらず「企業献金廃止などの政治改革に取り組みます」という文脈でしか使われていません。21世紀の小泉「改革」、橋下徹さんに始まる大阪府市の「改革」、野田首相らの事業仕分けなど「行政改革」といった「改革」が痛みを伴い、トラウマを感じるほどの改革疲れがあります。斉藤さんが「中道改革連合」という言葉にかけたのは、30年間、自公小泉構造改革と、大阪の維公身を切る改革の2つの改革に対する「不完全燃焼」があると思います。「生活者ファースト」という改革をやりたいという斉藤さんの深層心理が、ここ数年で急激にしぼんだ「改革」というワードを呼び覚ましたと考えます。そうなると、財政規律などの財務省主導の改革になるような気もしますが、ベーシックサービスの財源作りのための改革だという方向性に持っていけば、格差是正と平和につながる政策の打ち出しも可能だとみられます。
但し、定数465に対して、現職が170名を超えますが、野田立憲は前回小選挙区で3分の1超勝っており、伸びしろが少ないため、中道改革連合が233議席とって単独政権になることはないと思われます。
「台湾有事」で叩かれている岡田克也衆議院議員の会館事務所は「早くロゴのデータがほしい」と連続13選への準備を怠りません。きょうは通常モードに戻っていて、来週から決戦モードになりそうですが、私が「中川康洋・公明党国会対策委員長は元四日市市議会議員で、奥さんも娘さんも日教組構成員ですね」と語ると、嫌そうな顔をされました。どの固有名詞がささってしまったかは不明。大同団結を優先し過ぎて、党内で政策論争ができない空気だけはさけてほしいところです。
高市早苗首相(松下政経塾5期)は、「女性初・連立」のメローニ首相と会談しました。
また、菅義偉さん、志位和夫さんの不出馬が報じられました。また、大河原雅子さんが引退し、鈴木烈都議(2期)にバトンタッチすることになりました。鈴木都議は野田代表(早稲田大学鵬志会名誉会員)と手塚仁雄都連幹事長(雄弁会出身)の最側近で3大政治サークルでは、私宮崎と幹事長同級生(他に後藤群馬県連会長や、石川元衆議院議員)にあたります。
以上です。