ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

編集長・記者 宮崎信行 政治ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

安倍晋三首相譲りの邪道、菅義偉・岸田文雄に受け継がれる、国政統一補選中の国会召集は21年ぶり


 国政補選統一法(改正公選法)が平成14年2002年に施行されてから、補選中に国会が召集されるのは、21年ぶり2回目だということが分かりました。

 秋の国政統一補選は、2023年10月22日(日)の投票日に向けて、参議院徳島・高知選挙区で17日間、2015年区割りの衆議院長崎4区で12日間の舌戦が繰り広げられています。政府はあさって、第211回臨時国会を10月20日に召集することを衆・議運理などに伝達します。

 総務省ホームページの衆議院議員補欠選挙一覧と、参議院議員補欠選挙一覧衆議院ホームページの国会会期一覧を照らし合わせると、江田憲司さんが初当選するなどした平成14年10月27日の補選をたたかっていた、平成14年10月18日の第155回臨時国会が直近では最後だったことが分かりました。


 立憲の岡田克也幹事長はきのうの会見で次のように語りました。

 「どうかと思いますね、本当に。せめて代表質問まで終えてからならわかりますが、所信表明で、その中でいろいろな経済対策などをお話しになるのでしょうが、それだけ見せておいて議論・反論も許さずに投票日というのは、私は フェアではないと思います。岸田総理も、こういうことを続けていると、これが岸田スタイルだということになってしまいます。総理としても決してよくないと思います。もっと正々堂々と戦うべきだと思います」と語りました。

  筆者は、安倍・菅政権の、参院選一人区で32勝0敗をめざす殲滅思想や、自民公認が一人しかないない愛知県・岐阜県で、名古屋で1時間に2回街頭演説するだけの姿勢を邪道であり、民主主義を破壊しかねないと警告してきました。そうしたら、安倍さんがきょねん暗殺され、議論や選挙結果で決着させることは夢となってしまいました。

 以上です。