ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

編集長・記者 宮崎信行 政治ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

枝野幸男当選10回生で初めての国土交通委員として腕組みで周囲を見まわす、岡田克也外務委員はスマホでウクライナ情勢チェック


[画像]開会直前に、腕組みをして周囲を見回した枝野幸男衆議院国土交通委員(左)きょう2022年2月25日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショットして、トリミング。

 枝野幸男さん、岡田克也さんの再起の道が始まりました。

 初出馬から連続当選10回(比例復活1回含む)の枝野幸男さんは在職28回目の通常国会で初めて衆議院国土交通委員に就任。きょうは大臣の所信的あいさつがあり出席。枝野さんといえば今世紀初頭には、諫早湾干拓をめぐってムツゴロウの置物を首相に渡すシニカルジョークで抗議する代表のもと、公共事業全否定論の支柱となりましたが、地元・大宮のJR東日本による繁栄を見てか、国土交通委員となりました。小宮山泰子筆頭理事(国土審議会委員兼務)と並んで開会を待つ際には、所在無げに腕組みをしながら「俺は官房長官経験者だぞ」と言いたげな表情で周囲を見まわしました。

 自賠責保険料改正や、横浜市瀬谷区の米軍施設跡地の博覧会、静岡県熱海の盛り土人災の関連法案の審議にのぞみます。

 外務委員会は常連となった岡田克也さんが出席。「2代目会津ケネディ」との声が出そうな小熊慎司筆頭理事に並んで開会直前にスマホ(アイフォーン)を取り出して、ウクライナ侵攻の世界情勢などを含んだ情報の確認をしました。なお、外務大臣経験者のため日本製のガラケーを使っていた岡田さんですが、おととし夏にアイフォーンに変えました。この際は、岡田さんが命令・同調圧力をかけていないのに、秘書も一斉にアイフォーンに変えて結束力の高さをうかがわせました。

 今国会では珍しく法案で、大阪・関西万博の「政府代表」を新設する法案を審議します。思いやり協定改め同盟強靭化協定の承認案、強制労働に関するILO105条約の承認案も審議します。

 枝野さんは前進政党の教訓から、泉体制の安定を評価。岡田さんはこの100日間ただの一度も「泉健太」の固有名詞に触れていませんが、これも枝野さんと同じ思いでしょう。6年前、若者と志位さんと並んで「国会前の夏」を32ある1人区調整完璧で具現化しつつ、落とし穴に落ちた岡田・枝野コンビですが、再評価する声がじわりと上がりつつあります。

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