ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

編集長・記者 宮崎信行 政治ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

後半国会スタート、沖縄振興特別措置法改正案が民主党衆参委員長の沖縄北方特別委で審議入り

【2014年3月24日(月)参議院沖縄および北方問題に関する特別委員会】

 さあいよいよ、きょうから後半国会のスタートです。現在おおむね、法案100本、条約20本、承認(NHK予算案・国の決算案)20本がかかっています。衆参ねじれ解消とはいえ、会期末まで3か月を切っており、「働きます国会」は続きます。

 その初日となる月曜日ですが、参・沖北特(林久美子委員長)で、沖縄振興特別措置法の改正案(186閣法5号)が山本一太・沖縄相の趣旨説明が行われました。

 ところが、衆参とも、開かれたのはこの1委員会のみ。

 所管の分け方は、衆参で違いますが、衆議院参議院でともに、民主党員が委員長をしているのは、「沖北特」だけ。衆議院側は安住淳委員長です。

 沖縄振興は内閣府沖縄総合事務局の仕事で、本来は衆参内閣委に付託される法案でしょうが、内閣委が忙しいので、民主党員が衆参委員長をつとめる沖北特が買って出て、後半国会初日から働いた格好です。

 民主党は結党以来、後半国会に強い最大野党です。2004年の年金国会、2007年の消えた年金国会、2008年のガソリン国会など、後半国会の構図を野党ながら作り上げてきました。それぞれ、その後の国政選挙に勝利することで、組織力・資金力で圧倒する自民党をなぎ倒すという、民主の力を示しました。

 修正協議や附帯決議協議となると、民主党は野党内で圧倒した能力を見せることができそうです。

 マイナスから再スタートした民主党ですが、下野後2度目の通常国会で、責任政党ぶりを姿勢で示した後半国会初日となりました。