ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

編集長・記者 宮崎信行 政治ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

分断と対立の震源・参政党は外国人政策「生活保護受給なら帰国して」から「量的制限」にトーンを落とす

 きのうは金曜日ですが閣議はなく、きょう2026年1月31日(土)は選挙サタデー。次の次の日曜日が、第51回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国審査の投票日となります。

 女性初の首相が解散した第51回衆院選。いつ施行されても、首相与党の議席増は予想されました。「甘利・武田・下村・萩生田・菅原」的要素の選挙区支部長も整理されました。前回の衆院選での「保守議席」は56%。統計的裏付けはありませんが、保守はもうちょっといる気がしますので、自民・国民・参政ブロックは総数は増やすと考えられます。

 北海道全12区のうち「自民男性vs中道女性」の構図が3選挙区あります。女性高市首相を支持するには、男性に投票しないといけない選挙区ですが、中盤情勢では、2つの選挙区で中道女性がわずかながらも優位に立っています。理屈でない選挙だと思います。なお、ここで示した中盤情勢の数字を足し上げていないので、各党の議席数は出せませんが、自民党233はいくと思います。いずれにせよ、参議院で参政党の協力が必要になります。

 参政党の神谷宗幣代表は、きのう1月30日(金)、爆心地・広島1区で演説しました。あえて、第50回衆院選と比較すると、排外主義的主張が変わりました。神谷さんは前回衆院選で「生活保護を受給している外国人は、国に帰ってください」と演説していました。今回は、「差別でも排外主義でもありません外国おいでって言ったら差別ですか、違います移民入れすぎって言ってるですこれちゃんと理解してくださいでもそう言っこの間参議院選挙我々飛躍したから少し方針変わるかな思っですが変え方針来た外国チェック厳しくしますっていうだけだったです入れる絞らない意味ですよ」と述べきょう現在は日本にいない「見えない外国人」の量的制限を打ち出しました。

 また昨秋の自民党総裁選は、参政党の参院躍進に影響されて、小泉進次郎さんではなく、高市早苗さんが当選したとの分析を表明しました。神谷さんは「土壇場で高市さん大丈夫だったでしょう。参政党と連携したらいいですか。参政党躍進しちゃったから、それで最後には高市さんじゃないと対応できなかったじゃないですか」と語り、この選挙での保守票の自民回帰を牽制しつつも、選挙後の「自公参連立」に含みを残しました。




 以上です。